殺処分ゼロへの取り組み

北沢てつや(長野市議)

2020年01月21日 10:41

長野市保健所敷地内に新しく「猫舎・動物愛護交流棟」が完成し、お披露目会が行われました。

ワタシも長野市議会福祉環境委員長として来賓として招かれ、参加してきました。
まず、その大きさにビックリ。
施設面積172平方メートル、今までの約2倍。(それもいままでは犬猫一緒にいての大きさですから、いかに大きいか分かります。)
工事費は約5200万円。
中を見学させて頂きましたが、ネコとの触れ合いルーム、展示室、治療室、飼料室、相談室などが完備されており、更に子ども達に活動の理解、動物保護の活動などを講義する、レクチャールーム(約65㎡)などはこれからの行政の姿勢が見えてきており、素晴らしい活動です。

担当からの殺処分についてのお話しが響きましたのでご紹介します。
長野市では殺処分ゼロを目標に掲げて活動していますが、怪我をして収容されたネコなどは、状況により殺してしまうケースもあるそうです。
(交通事故などの不慮の事故によって)
苦しんでいるネコ達をただ無作為に生かしておくのはネコ達の為になるのか?そんな自問自答をしながら苦しませずに注射で殺してしまう事もあるそうです。



そして同日のイベントとして飼い犬のしつけ教室が開催されていました。
大小様々な30匹(頭)ほどのワンちゃん達が集まって、それぞれ指導者さんに教えられながら散歩の仕方などをレッスンしていました。
飼って終わりではなく始まり…。
長野市はペットにも飼い主にも優しい町を目指しています。
ぜひとも多くの皆さんにこの活動を知っていただきたいですし、ご理解いただきたいと考えています。


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