芋井(中山間地区)での課題

北沢てつや(長野市議)

2016年12月05日 19:13

 ただ今、長野市議会12月定例会 会期中になります。
 11月の話ですが「活き生き芋井みんなでトーク」に参加して来ました。
 芋井地区は総勢2268名(約800世帯)が住む地域です。
 そして高齢化率は39%ということで深刻さが伺えます。


 ワタシ自身は中山間地域で生活したことはありませんし、祖父母も比較的まちに住んでいたので未知な部分が多くあります。
(ちなみに父方の祖父母は栗田に住んでいましたし、母方の祖父母は緑町に住んでいました。両方とも亡くなってしまい、今はどちらの生家もありません。)

 今回、住民のお話をお聞きする中で、子ども達の放課後ん過ごし方は特に深刻に感じました。
 地区にある芋生小学校の全児童20人が児童センターに登録しています。これは集落が離れて点在しているため、一旦帰宅してしまうと、子ども達で遊ぶことが困難なため、児童センターに集まって遊んでいるとの報告でした。
 勿論、帰宅するにも野生獣の危険性もありますので、集団下校か、出来ない子らはスクールタクシーを利用しての帰宅となります。
 
 そんな中で児童センターの有料化が進めば、厳しい状況であることは目に見えています。行政は減免措置などを検討すると返答していましたが、しっかりとした決まりごとが必要でしょう。
 

 
 簡単に「そんなに苦労するなら下に降りてくればいい。」という安易なご意見もあるかもしれませんが、住む場所によって不公平感が出ないようにするのも行政の仕事です。
 是非とも、市長には的確な決断をして欲しいと思いますし、ワタシもチェックしていきたいと思います。



   皆さんのご意見お聞かせください。
  北沢てつやHP~市民の懸け橋に~
   http://tetsuyakitazawa.com/





 



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