風しん(三日ばしか)にご注意を

北沢てつや(長野市議)

2017年05月05日 08:00

 今日は「子どもの日」ですね。遊びに出かけていますか?
 こんな日だからこそお伝えしたいと思います。

 長野市保健所では、「風しん抗体検査」を実施しています!
 平成25年に、20代~40代の成人を中心に風しんが流行しました。実はこの世代の約15%は、風しんの免疫がない、または十分な免疫を持っていません
 特に妊娠した女性(特に妊娠20週頃まで)が風しんにかかると、【耳が聞こえにくくなる】【心臓に奇形が生じる】【目が見えにくくなる】【精神や身体の発達に遅れが生じる】などの障がい(先天性風しん症候群)を持った赤ちゃんが生まれる可能性がありますので、まずはそれを知ってください。

 
 風しん抗体検査について
 妊娠を希望する女性等を対象とした風しん抗体検査を次のとおり実施します。

 1.検査の対象者
 妊娠を希望している女性及びその配偶者(婚姻の届出をしていないが、事実上婚姻関係と同様の事情にある者を含む。以下同じ。)など
風しん抗体価が低い妊婦の配偶者など
 ※いずれの場合も、過去に風しん抗体検査を受けたことがある者、明らかに風しんの予防接種歴がある者若しくは検査で確定診断を受けた風しんの既往歴がある者は除く。
 
 2.実施場所
 長野市保健所(長野市若里六丁目6番1号)

 3.実施日時
 毎月第2・第4月曜日(祝日等、休日の場合は除く):午前9時30分~午前11時30分 
 【夜間】5月・8月・11月・2月の第2月曜日:午後6時~午後7時30分
 【休日】7月2日(日曜日)・10月1日(日曜日):午前9時~正午

 4.検査費用
 無料となります
 
 5.申し込み
 検査は予約制のため、事前に電話で市保健所健康課 感染症対策担当(026-226-9964)へ ※申し込み受付時間:平日の午前8時30分~午後5時15分
 
 6.検査結果
 検査の結果については、検査日から10日程度で判明しますので、結果通知を郵送します。
 十分な免疫を持っていない方は、任意での予防接種を受けることをご検討ください。
 社会全体の風しん感染拡大防止や、生まれてくる赤ちゃんの先天性風しん症候群の発生を予防しましょう。

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