行政視察報告_石川県金沢市②
2017年10月22日
【学生のまち・金沢について】
まず金沢市の情報を。
金沢市には金沢大学を初め18の大学・短大・高専があり、29の専門学校が集積しており、人口1,000人当たりの学生数は、約32人であり全国7位、人口10万人当りの高等教育機関数は人口10万人当りの高等教育機関数は約4.3であり全国3位。まさに「学都」と呼ぶに相応しいです。
このような背景を踏まえ、市では平成22年に「金沢市における学生のまち推進に関する条例」を制定している。
本条例では、「学生のまち」を「学生と市民との相互の交流及び学生とまちとの関係が深まり、にぎわいと活力が創出されるまち」と定義付け、市民、事業者等多様な者が一体となって学生の地域における生活、自主的な活動を支援している。
この条例の趣旨は、学生の金沢残留(定住)を促し、もって地域の人材の確保に資することにあるようで、目的とすれば、「学生のまちとしての伝統と誇りを継承発展させること」にあり、そこにおける理念は、「社会的機運の醸成」、「自主的な活動を促進」、及び「相互の理解と連携」にあると考えます。目的を実現するために、学生、市、市民及び町会等、高等教育機関、及び事業者の役割を明確にし、それぞれが適切な対応を図っていました。
学生のまち金沢を推進するために、市を初め地域を構成する様々な団体で組織する「金沢学生のまち推進会議」を設置し、学生による施策の提案、それぞれの活動内容や課題を報告し合い地域課題の改善に資する活動を実施し、相互連携を図っている。
すなわち、協働については「金沢まちづくり学生会議」が、また相互交流については「学生のまち地域推進団体」が中心となり推進されています。これによる施策としては、ボランティア活動や学生サポーター企業登録制度、他の施策が推進され、それぞれ成果を得ている。
一方、市では学生による活動の拠点として、平成27年より古民家を改修した「学生のまち市民交流館」を開設し、学生の交流はもとより地域との交流も含む活動を展開している。

↑↑ 古民家を改装した「学生のまち市民交流館」 ↑↑
市では、学生たちに市への愛着心の醸成を図り、まち全体をキャンパスとして位置付けつつ、元気なまちを創るため行政としての役割を着実に推進・実行していくとしている。
[考察]
金沢市は、城下町として発展し工芸、食等の文化を育て、これらと有機的に結合した観光により発展してきた街であり、それぞれの文化は完成度が高く、金沢を訪れる様々な人々の記憶に残る街だそう。
そんな一方、金沢大学などを中心とした学生の街でもあり、現在では18の高等教育機関が集まる全国でも有数の街となっています。
更に北陸新幹線の延伸等高速交通網の整備は、学生の志向にも影響を与え、結果として学生の集う街としての特性が形成されてきたと考えられ、金沢市としても学生のしなやかな発想は、新たな地域創造に、新たな文化の発信に大きく貢献すると考えての施策導入だったのかも。
学生の交流拠点を街なかの古民家に置いたことにも注目すべき。市街地周辺の大学二通う学生たちが市街地に集う事により地域の活性化にも貢献してもらうという意味があると思いますが、行政及び市街地各団体等の知恵を感じます。
学生と地域との交流は、将来(卒業後)の地域への定着を促進することも想定され、卒業後の学生の動向にも注目してデータをとれば面白い結果が出るかも知れません。このような特性を有する金沢市の施策は、本市にとっても参考となるものです。
長野市では、新幹線等高速交通網が整備されたこと、自然(観光)資源に恵まれていることに加え、信州大学を中心に幾つかの高等教育機関があること等、金沢市との共通点が多いですし、加えて、県立4年生大学の平成30年度からのスタート、及び計画されている看護大学の新設等は、新たなまちづくり等地域の活性化が促進されることや、地域経済に対する効果も期待でき、その中から新たな学生文化も形成されル可能性も大いにあります。
本市としても、今後更に多様な学校の誘致を推進し、新たな地域の創造に向かっていくことに期待したいと思います。

↑↑ 夜の趣(おもむき)も素敵な市民交流館 ↑↑
まず金沢市の情報を。
金沢市には金沢大学を初め18の大学・短大・高専があり、29の専門学校が集積しており、人口1,000人当たりの学生数は、約32人であり全国7位、人口10万人当りの高等教育機関数は人口10万人当りの高等教育機関数は約4.3であり全国3位。まさに「学都」と呼ぶに相応しいです。
このような背景を踏まえ、市では平成22年に「金沢市における学生のまち推進に関する条例」を制定している。
本条例では、「学生のまち」を「学生と市民との相互の交流及び学生とまちとの関係が深まり、にぎわいと活力が創出されるまち」と定義付け、市民、事業者等多様な者が一体となって学生の地域における生活、自主的な活動を支援している。
この条例の趣旨は、学生の金沢残留(定住)を促し、もって地域の人材の確保に資することにあるようで、目的とすれば、「学生のまちとしての伝統と誇りを継承発展させること」にあり、そこにおける理念は、「社会的機運の醸成」、「自主的な活動を促進」、及び「相互の理解と連携」にあると考えます。目的を実現するために、学生、市、市民及び町会等、高等教育機関、及び事業者の役割を明確にし、それぞれが適切な対応を図っていました。
学生のまち金沢を推進するために、市を初め地域を構成する様々な団体で組織する「金沢学生のまち推進会議」を設置し、学生による施策の提案、それぞれの活動内容や課題を報告し合い地域課題の改善に資する活動を実施し、相互連携を図っている。
すなわち、協働については「金沢まちづくり学生会議」が、また相互交流については「学生のまち地域推進団体」が中心となり推進されています。これによる施策としては、ボランティア活動や学生サポーター企業登録制度、他の施策が推進され、それぞれ成果を得ている。
一方、市では学生による活動の拠点として、平成27年より古民家を改修した「学生のまち市民交流館」を開設し、学生の交流はもとより地域との交流も含む活動を展開している。

↑↑ 古民家を改装した「学生のまち市民交流館」 ↑↑
市では、学生たちに市への愛着心の醸成を図り、まち全体をキャンパスとして位置付けつつ、元気なまちを創るため行政としての役割を着実に推進・実行していくとしている。
[考察]
金沢市は、城下町として発展し工芸、食等の文化を育て、これらと有機的に結合した観光により発展してきた街であり、それぞれの文化は完成度が高く、金沢を訪れる様々な人々の記憶に残る街だそう。
そんな一方、金沢大学などを中心とした学生の街でもあり、現在では18の高等教育機関が集まる全国でも有数の街となっています。
更に北陸新幹線の延伸等高速交通網の整備は、学生の志向にも影響を与え、結果として学生の集う街としての特性が形成されてきたと考えられ、金沢市としても学生のしなやかな発想は、新たな地域創造に、新たな文化の発信に大きく貢献すると考えての施策導入だったのかも。
学生の交流拠点を街なかの古民家に置いたことにも注目すべき。市街地周辺の大学二通う学生たちが市街地に集う事により地域の活性化にも貢献してもらうという意味があると思いますが、行政及び市街地各団体等の知恵を感じます。
学生と地域との交流は、将来(卒業後)の地域への定着を促進することも想定され、卒業後の学生の動向にも注目してデータをとれば面白い結果が出るかも知れません。このような特性を有する金沢市の施策は、本市にとっても参考となるものです。
長野市では、新幹線等高速交通網が整備されたこと、自然(観光)資源に恵まれていることに加え、信州大学を中心に幾つかの高等教育機関があること等、金沢市との共通点が多いですし、加えて、県立4年生大学の平成30年度からのスタート、及び計画されている看護大学の新設等は、新たなまちづくり等地域の活性化が促進されることや、地域経済に対する効果も期待でき、その中から新たな学生文化も形成されル可能性も大いにあります。
本市としても、今後更に多様な学校の誘致を推進し、新たな地域の創造に向かっていくことに期待したいと思います。

↑↑ 夜の趣(おもむき)も素敵な市民交流館 ↑↑
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