防災公園としての整備
2019年06月05日
5月14日から16日までの期間で行政視察を行ってきましたが、今回は大阪府茨木市の「防災公園街区整備事業による防災公園の整備について」の視察報告書をまとめましたのでご覧ください。
[概要]
・茨木市は大阪府北部に位置し、吹田市ほか4市町と京都府に隣接しており、東西に約10キロメートル、南北に17キロメートルと南北に細長い形状であり、北半分は丹波高原の一部北摂山系の麓となり、南半分は大阪平野の一部をなす三島平野が広がっている。
・平成20年(2008年)約12万平方メートルのサッポロビール工場が閉鎖となった。その後、平成22年(2010年)工場跡地に立命館大学が新キャンパスの計画を公表し、翌年茨木市と立命館大学において新キャンパス設置に関わる基本協定書、協定に基づく覚書が締結された。
12万平方メートルのうち、立命館大学が9万平方メートルをいばらきキャンパスとして使用し、1.5万平方メートルを用地は市が購入して無償で大学に提供し、地域交流センター・図書館・ホール等の整備は大学が行い、市民が自由に使えるオープンスペース(フィーチャープラザ)として使用し、残りの1.5万平方メートルに避難圏域53.8ヘクタール、避難圏域人口6,600人の一時避難地としての防災公園として「岩倉公園」を整備し、平成27年3月に竣工したものである。
防災公園街区整備事業とは、災害に対し、ぜい弱な構造となっている大都市地域等の既成市街地において、防災機能の強化を図ることを目的として、地方公共団体からの要請に基づき、工場跡地等を機動的に取得するとともに、防災公園と周辺市街地の整備改善とを一体的に実施する事業であり、整備に当たっては、UR都市機構に整備計画の立案から全て委託した。
事業費の総額は32億円で、用地に28億円、建物に4億円。財源の内訳は、国が10億円、市が22億円である。
フィーチャープラザを含めた大学のキャンパスとの間は仕切りもなく一体となった空間であり、学生と地域の人々の出会いにより、まちににぎわいと憩を創出している。また、防災公園としての機能だけでなく、いざという時は学生をボランティアとして動員できるメリットがある。管理事務所により昼はシルバー人材センター、夜は警備会社による24時間管理となっている。
防災施設としては、災害時にテントを張って救護施設などに利用するパーゴラ・四阿、かまどベンチやハイブリット照明とともに公園内に降った雨水を貯留する貯留槽があり、平常時は樹木の散水用、災害時は消火用水として利用される。災害発生後3時間から3日の滞在を想定しており、一時避難地として、生活及び支援に必要な防災施設が配置されている。地域の一時避難地として、大学やフューチャープラザとの連携を図ることにより、防災機能が確保されている。
遊具も、幼児・児童が安全かつ安心に遊ぶことができるゾーンや、大人も健康づくりに利用する健康遊具も多く、幅広い利用者のニーズに対応した施設となっている。
[考察]
・地方公共団体としては市街地整備と防災公園整備を一体的に推進できるほか、用地費については償還期間20年(5年据置)で無利子、施設費については償還期間15年(2年据置)国土交通省大臣の定める年率というメリットがある。
・地域の皆様と防災運動会を行うなど大学と公園が隣接することで、学生と地域の人々の出会いにより、街に賑わいと憩いを創出するコミュニティーパークとなっている。
・長野駅東口公園の敷地は約1万3,200平方メートルであるが、4,400平方メートルは多目的な用地であり、将来に必要な建築が可能なことから参考になった。
・本市においても今後建設予定の都市公園においては、地域住民を巻き込んで議論をし、いざという時の避難拠点となる場所を協働でつくっていくべきと感じた。
・大阪北部地震の際は、隣接する立命館大学のシャワー施設を利用するなどし、効果があった。

・茨木市は大阪府北部に位置し、吹田市ほか4市町と京都府に隣接しており、東西に約10キロメートル、南北に17キロメートルと南北に細長い形状であり、北半分は丹波高原の一部北摂山系の麓となり、南半分は大阪平野の一部をなす三島平野が広がっている。
・平成20年(2008年)約12万平方メートルのサッポロビール工場が閉鎖となった。その後、平成22年(2010年)工場跡地に立命館大学が新キャンパスの計画を公表し、翌年茨木市と立命館大学において新キャンパス設置に関わる基本協定書、協定に基づく覚書が締結された。
12万平方メートルのうち、立命館大学が9万平方メートルをいばらきキャンパスとして使用し、1.5万平方メートルを用地は市が購入して無償で大学に提供し、地域交流センター・図書館・ホール等の整備は大学が行い、市民が自由に使えるオープンスペース(フィーチャープラザ)として使用し、残りの1.5万平方メートルに避難圏域53.8ヘクタール、避難圏域人口6,600人の一時避難地としての防災公園として「岩倉公園」を整備し、平成27年3月に竣工したものである。
防災公園街区整備事業とは、災害に対し、ぜい弱な構造となっている大都市地域等の既成市街地において、防災機能の強化を図ることを目的として、地方公共団体からの要請に基づき、工場跡地等を機動的に取得するとともに、防災公園と周辺市街地の整備改善とを一体的に実施する事業であり、整備に当たっては、UR都市機構に整備計画の立案から全て委託した。
事業費の総額は32億円で、用地に28億円、建物に4億円。財源の内訳は、国が10億円、市が22億円である。
フィーチャープラザを含めた大学のキャンパスとの間は仕切りもなく一体となった空間であり、学生と地域の人々の出会いにより、まちににぎわいと憩を創出している。また、防災公園としての機能だけでなく、いざという時は学生をボランティアとして動員できるメリットがある。管理事務所により昼はシルバー人材センター、夜は警備会社による24時間管理となっている。

遊具も、幼児・児童が安全かつ安心に遊ぶことができるゾーンや、大人も健康づくりに利用する健康遊具も多く、幅広い利用者のニーズに対応した施設となっている。
[考察]
・地方公共団体としては市街地整備と防災公園整備を一体的に推進できるほか、用地費については償還期間20年(5年据置)で無利子、施設費については償還期間15年(2年据置)国土交通省大臣の定める年率というメリットがある。
・地域の皆様と防災運動会を行うなど大学と公園が隣接することで、学生と地域の人々の出会いにより、街に賑わいと憩いを創出するコミュニティーパークとなっている。
・長野駅東口公園の敷地は約1万3,200平方メートルであるが、4,400平方メートルは多目的な用地であり、将来に必要な建築が可能なことから参考になった。
・本市においても今後建設予定の都市公園においては、地域住民を巻き込んで議論をし、いざという時の避難拠点となる場所を協働でつくっていくべきと感じた。
・大阪北部地震の際は、隣接する立命館大学のシャワー施設を利用するなどし、効果があった。
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